工程説明・成膜原理

1. 受入検査

お客さまから入荷した製品と添付いただいた仕様書(注文書)との照合を行い、コーティングスケジュールを組みます。
次に主に目視にて製品の状態確認を行います。
コーティングに不適な場合は、お客さまと相談させていただくこともあります。

2. 前処理

錆止めの防錆油を塗布していただいている場合が多いので、脱脂処理や汚れの除去等を行います。

3. 中間検査

油類で見にくかった部分の確認や、洗浄状態を確認します。

4. 装着

コーティング装置へ入れるための準備やセッティングを行います。ここで、必要なマスキング処理も行います。

5. 真空排気(装置内で処理)

炉(真空装置)内に製品(処理ワーク)を入れ、真空引きを行います。

6. 予熱

コーティングを行うための予熱を行います。

7. イオンクリーニング

コーティングの前に、イオンで製品表面のクリーニングを行います。

8. コーティング

コーティング(成膜)処理を行います。

9. 冷却

コーティング処理後は、炉外へ取り出せる温度まで冷却します。

10. 後処理

コーティング炉でのセッティング状態からばらします。
施していたマスキングもここで外します。

11. 出荷検査

主に目視にて、被膜の外観上の検査を行い、合否判定をします。お客さまと、検査方法や項目について別途取り決めを行う場合もあります。

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