被膜硬度・高耐酸化性・潤滑性に優れる特殊被膜SX-3を開発。

  • 高硬度被膜=従来の“TiAlN”を超える高硬度です
  • 高耐酸化性=従来の“Ti”ベースの被膜を超える高耐酸化性と高温安定性です
  • 高ドライ特性=“CrN”を超える耐摩耗性と潤滑性が高温域下でも発揮されます
  • 高汎用性=幅広い材質に対する安定処理によりあらゆる用途に適します
硬度(Hmv) 粗さ(Ra) 動摩擦係数 耐酸化性
3,000 ~ 3,400 0.15 ~ 0.25 0.25 ~ 0.40 1100℃

用途

  • 抜き、絞り金型
  • 摺動部品
  • 樹脂成形機部品

トータルバランスに優れた高性能被膜

“SX-3”は、被膜硬度約Hv3200、摩擦係数約μ0.35、耐腐食性ポイント1いずれも従来のTiAlNを上回り、高いレベルで優れたバランスを持つ新世代被膜です。
超硬・ダイス鋼等々幅広い材質に高性能処理が可能ですので、各種用途に優れた効果を発揮します。
今までの耐熱膜“TiAlN”を超える約1,100℃の耐酸化性(耐熱性)を誇ります。

優れた耐酸化性

“SX-3”は、TiAlNを超える約1,100℃の耐酸化性(耐熱性)を示します。

被膜性能の比較

  TiN CrN TiAlN SX-3
面粗さ Ra=0.25 Ra=0.12 Ra=0.30 Ra=0.20
摩擦係数 0.4 0.3 0.45 0.35
被膜硬度 約2,200Hmv 約1,800Hmv 約3,000Hmv 約3,200Hmv
耐酸化性 約450℃ 約550℃ 約800℃ 約1,100℃

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