高硬度・高潤滑性被膜SX-2(CrN系特殊被膜)を開発。

  • 従来のCrNを超える高い被膜硬度。
  • 低摩擦係数による優れた耐摺動磨耗性。
硬度(Hmv) 粗さ(Ra) 動摩擦係数 耐酸化性
2,700 ~ 3,200 0.05 ~ 0.10 0.25 ~ 0.30 550℃

用途

  • 抜き、絞り金型
  • 冷間鍛造金型
  • 摺動部品
  • 樹脂成形機部品

特長

CrN系被膜でTiAlN並みの被膜硬度を実現!

SX-2は従来のCrNの硬度を大きく上回る3,000Hmvを実現しました。
これは高硬度被膜として広く使われているTiAlNとほぼ同等の値であり、CrNよりも優れた耐摩耗性が期待できます。

優れた面粗度と摩擦係数

SX-2は従来のCrNの硬度を大きく上回る3,000Hmvを実現しました。
これは高硬度被膜として広く使われているTiAlNとほぼ同等の値であり、CrNよりも優れた耐摩耗性が期待できます。

SX-2の面粗度はRa=0.05~0.10μmと非常に小さくなっています。また動摩擦係数もCrNを下回っており、特に摺動初期の摩擦低減に優れています。
高い被膜硬度と合わせ、各種摺動部品や成型用金型への適用が可能です。

被膜性能の比較

  CrN TiAIN SX-2
(CrN系特殊被膜)
面粗さ Ra=0.12 Ra=0.30 Ra=0.06
密着性(対超硬) 約80N 約80N 約80N
被膜硬度 約1,800Hmv 約3,000Hmv 約3,000Hmv
耐酸化性 約550℃ 約800℃ 約550℃

この被膜の事例

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