従来の高硬度被膜の弱点であったハイス材料への密着性が大幅に改善されました。

  • ハイス用被膜でトップクラスの被膜硬度3,700Hmv・耐酸化性1,300℃を実現!
  • 広く使われているTiNと遜色のない密着性を実現。安定した寿命を誇ります。
硬度(Hmv) 粗さ(Ra) 動摩擦係数 耐酸化性
3,500 ~ 3,700 0.10 ~ 0.20 0.35 ~ 0.50 1300℃

用途

  • ハイス系切削工具
  • 高硬度および難削材のドライ加工
  • 高速切削工具

工具摩耗量・切削抵抗が大幅に減少

被削材 SKD61 (熱処理無し)
回転数 N=15,915rpm
工具 2枚刃ボールEM R1
送り F=2,069mm/min
冷却方法 エアー
切込み RD=0.5mm,AD=0.2mm

被削材の凝着が大幅に減少

TiAlN系被膜

SX-H

切削距離=40m

被膜性能の比較

  TiN TiAlN SX-3 SX-H
面粗さ Ra=0.25 Ra=0.30 Ra=0.20 Ra=0.10
密着性
(対ハイス)
60N 35N 50N 60N
被膜硬度 約2,200Hmv 約3,000Hmv 約3,200Hmv 約3,700Hmv
耐酸化性 約450℃ 約800℃ 約1,100℃ 約1,300℃

この被膜の事例

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