高硬度材料の切削やドライ加工において、抜群の工具寿命が得られます。

  • 従来の被膜に比べて工具の摩耗量・切削抵抗が大幅に減少！
  • 被膜物性はSX-1と同等。被膜硬度3,700Hmv・耐酸化性1,300℃を実現！
硬度(Hmv) 粗さ(Ra) 動摩擦係数 耐酸化性
3,500 ～ 3,700 0.10 ～ 0.20 0.35 ～ 0.50 1300℃

用途

  • 超硬切削工具
  • 高硬度および難削材のドライ加工
  • 高速切削工具

工具摩耗量・切削抵抗が大幅に減少

被削材 SKD11　(HRC58.5)
回転数 N=12,500rpm
工具 2枚刃ボールEM　R1
送り F=1,500mm/min
冷却方法 エアー
切込み RD=0.5mm，AD=0.1mm

AlCrN系被膜

TiSiN系被膜

SX-W

切削距離=80m

被削材 SKD61　(HRC40)
回転数 N=25,000rpmN=12,500rpm
工具 2枚刃ボールEM　R1
送り F=3,750mm/min
冷却方法 エアー
切込み RD=0.5mm，AD=0.3mm

AlCrN系被膜

TiSiN系被膜

SX-W

切削距離=100m

被膜性能の比較

  TiN TiAlN SX-W
面粗さ Ra=0.25 Ra=0.30 Ra=0.10
密着性（対超硬） 80N 80N 80N
被膜硬度 約2,200Hmv 約3,000Hmv 約3,700Hmv
耐酸化性 約450℃ 約800℃ 約1,300℃

この被膜の事例

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