ココロをこめたコーティングを、一人ひとりのお客さまに。
JFE精密だけの問題解決モデル、ココロキューブを見る
「ココロキューブ」 それは、社員全員が共有する「品質改善」への取り組みを表したものです。「品質」と一言で言ってもそれは掴みようのない雲(クラウド)みたいなもの。外からみると白く見えるキューブ。これは「一見」すると品質に問題がない状態を表します。しかし中を覗いてみるとそこには大小様々な問題、改善余地が存在しているのです。では実際に中を見てみましょう。
問題なさそうに見えた白いキューブを開けてみると黄色い小さなブロックがあります。小さなミス、手違いなどを表しています。 ※キューブはクリックして動かすことができます。 ※マウスのスクロールで拡大・縮小ができます。
小さな問題の周辺をさらに深く見ていくとさらに大きな問題が隠れていました。それが赤いブロックです。黄色い小さなブロックで単なる小さなミスと思えたものが、実は、担当者の誤解、認識不足が原因であった様な場合です。誤解、認識不足(赤)が原因でいくつかのミス(黄)が発生していたのです。
しかし、問題の根本的な原因をさらに追及していくとより本質的な原因・欠陥が見えてきます。それが、黒いブロックです。担当者の誤解、認識不足(赤)を招いた原因は、会社が担当者に対して必要な教育を十分に行っていなかったことが真の原因(黒)であると判明したのです。この様に、目に見えた現象(黄色)、その直接的原因(赤色)、その真の原因(黒色)というアプローチで、本質的なところから改善に取り組むことで、品質改善が実現される。「ココロキューブ」はそれを表しているのです。
ところで、ここに、一つだけですが、ぴかぴかと輝くシルバーのブロックがありました。これは、「問題がない」(白)以上の「すばらしい」(シルバー)状態を表しています。すぐれた活動、すぐれた手法が現場の中に埋もれていました。この活動を社内に広めていきましょう。すべてのブロックを白くすることがゴールではありません。シルバーこそゴール。これこそが、「ココロキューブ」に込めた私たちの情熱です。