事例紹介 プラスチック金型某樹脂成形メーカー

お客様の課題

某樹脂成形メーカーから「ノンハロゲンタイプの樹脂ペレットの製造で、射出成型機部品が腐食してしまう。今はノンコートで使用しているので、耐腐食性のコーティング被膜を探している。何か良い表面処理はないか?」とのご相談をいただきました。

JFEのソリューション

耐腐食として低欠陥被膜のSX-CRSによる、PVDコーティングを推奨しました。さらに、フィラーも含むため、耐摩耗性を向上を狙い、上層にSX-2も行った2層コーティングをテストし、評価していただくことになりました。

成果

2層コーティングを施した結果、射出成型機部品の交換頻度が2週間程度から半年程度にまで改善できました。これにより、生産性向上につなげることができました。

担当者コメント

耐腐食性と耐摩耗性が必要なことから、最終的には複合被膜をご提案しました。担当者とお話する中で、問題点を洗い出したうえで最適な解決法を見つけることができたので、生産性の向上につなげることができたと思っています。

村上

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