お客様の課題
某金型メーカーのC設計担当者から、「金型を納めているお客様から、厚さ1mm無酸素銅の打ち抜きパンチにTiCNを使用しているが、20万ショットで使えなくなってしまう。もっと寿命を延ばしたいので、表面処理で何か良い方法はないか、という要望があった」というご相談をいただきました。
某金型メーカーのC設計担当者から、「金型を納めているお客様から、厚さ1mm無酸素銅の打ち抜きパンチにTiCNを使用しているが、20万ショットで使えなくなってしまう。もっと寿命を延ばしたいので、表面処理で何か良い方法はないか、という要望があった」というご相談をいただきました。
寿命となったパンチをお借りして観察してみると、凝着からガジリへ進んでいるようでした。そこで、耐凝着性に優れ、高硬度で耐摩耗性の良い、Cr系のPVDコーティングである、SX-2被膜で評価していただきました。凝着だけであれば、CrN被膜でも効果はあるのですが、ガジリまで進んでおり、ガジリ対策としても実績があるSX-2を推奨しました。
SX-2でPVDコーティングを施したことにより、凝着防止とガジリ対策の成果が出て、40万ショットまで使うことができ、また、設計担当者もお客様から喜ばれたとのお話をいただきました。
本社・工場
〒950-0883 新潟市東区鴎島町6番5号/TEL 025-271-0711、FAX 025-273-6917(コーティング営業室)コーティングプランナー(営業担当)は全国を網羅しています!
担当者コメント
金型向けに幅広く使用いただいているCr系被膜を、当社では各種取り揃えており、用途や使用状況に応じて対応が可能です。ぜひ、当社のCoating Planner(コーティング プランナー)にお問い合わせください。
今藤