事例紹介一般金型某鍛造メーカー

お客様の課題

某鍛造メーカーの設計担当者から、「真鍮の鍛造用のパンチをノンコートで使用しているが、1,000個くらいで製品に肌荒れが生じてしまう。表面処理で何か良い方法はないか？」とのご相談をいただきました。

設計担当者と打ち合わせを重ねていく中で、金型への凝着が原因であると推測しました。そこで、耐凝着性が高く、滑り性も良い、PVDコーティングのCrN被膜でテストを行い、評価していただくことになりました。

テストの結果、10,000個でも肌荒れが発生せず、金型成形できるようになりました。また、設計担当者からも、金型の寿命延長のみならず、製品品質の向上や生産性の向上に大きく寄与できたとの評価をいただきました。

設計担当者と、直接お話しさせていただき、悩みを伺って金型の状況なども具体的に把握できたことが、適切な被膜の提案につながり、より良い解決へ導くことができました。

今藤

本社・工場

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